Xperia X10mini 備忘録
■ 前回、アップデートを行って「2.0.A.0.24」になってもrootが取れる
「SuperOneClick」というapkで。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=906742
実行
1."SuperOneClick"をダウンロード
2.Xperia X10 mini proをデバックモードUSBで接続
(設定→アプリケーション→開発→「USBデバック」にチェックを付けておく)
3.PC接続時、「充電」を選択する
4."SuperOneClick"を起動して、「Root」をクリック
5.しばし待つ
6.終ったら再起動
完全root化!!
何故か2台のroot化済Xperia_X10mini
■ データ通信を行うには・・・(WI-FIではなく・・)
アクセスポイント(APN)設定をする必要がある
と言ってもそれほど複雑なものではなく、必要な情報は3つ
・APN
・ユーザー名
・パスワード
とにかくネット接続出来るようにするだけなら、これさえ入力すれば完了
日本の携帯キャリア業界の問題点として、最大なのは端末にSIMロックをかけていることではなく、このアクセスポイント(APN)の設定情報を公開していない点
海外ではアクセスポイント情報というのはユーザーに公開されているのが当たり前で、
Carrier APN Settings (modmyi.com)
APN Settings for iPhone 3G (The iPhone User Guide)
ユーザーは自分が手に入れた携帯電話に、これらを入力すれば、それが電話会社から買ったSIMロック機であろうと、メーカーから販売店を通じて買ったSIMフリー機であろうと、全く同じか、それほど差のない通信料金でネット接続を行えるようになっている
正確に言うと、日本の各キャリアも全くアクセスポイント情報を公開していないわけではなく、
・ドコモ(mopera U-速度上限7.2Mbps/パケット料金上限13,650円)
APN:mopera.net
ユーザー名:ユーザーがmoperaUで取得したユーザーID
パスワード:ユーザーがmoperaUで取得したパスワード
・ドコモ(mopera U-速度上限128Kbps/パケット料金上限5,985円)
APN:mpr.ex-pkt.net
ユーザー名:ユーザーがmoperaUで取得したユーザーID
パスワード:ユーザーがmoperaUで取得したパスワード
・ソフトバンク(アクセスインターネット-速度上限7.2Mbps/パケット料金上限無し)
APN:softbank
ユーザー名:ai@softbank
パスワード:softbank
・日本通信(b-mobile SIM U300-速度上限300Kbps/パケット料金上限2,980円より)
APN: dm.jplat.net
ユーザー名:bmobile@U300
パスワード:bmobile
・イーモバイル(全契約共通-速度上限7.2Mbps/パケット上限4,980円より)
APN: emb.ne.jp
ユーザー名:em
パスワード:em
上記のようにPC接続用のアクセスポイント情報は公開されていたりします。
ただし、ドコモにせよソフトバンクにせよ、ユーザーが最も利用したいであろう「速度7.2Mbpsでパケット上限金額5,985円」になるアクセスポイント情 報は、ドコモやソフトバンクが自社のブランドで売る、自社端末にブラックボックス状態で入れ込んでおり、外部には一切公開されてない
Xperia X10iとドコモのSO-01B、本体はほぼ同じ機種なのに、ドコモ品は5,985円で使えて、ソニエリ直売品は3倍近い13,650円で使うか、128Kbpsに落として使うしかない
こ れはSIMフリーのiPhoneでも同じこと
国が提唱するSIMフリーはここまでの事を何も考えていない(知識が無い)提唱なのだ
仕組みを理解せず上辺で物事を進める、日本の行政システムがこんなところにも・・・・・かな?